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【戦国名将一日一言】屏風は曲がっているからこそ立ちます(太田道灌)

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こんにちは。アスター(@august_spica)です

 

東京は誰もが知る日本の首都ですが

その起源というのは意外と知られていないと思います

 

多くの人は徳川家康が江戸城をつくって

町を発展させたと思っていますが

実はまったく別の人が江戸城をつくったんですよ

 

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彼は家康より100年以上も前の人物で

1457年に江戸城をつくりました

あの応仁の乱がはじまる10年前のことです

 

いまは皇居となっている江戸城をつくったとなると

めちゃくちゃ優秀な人に思えますが

確かに彼は「15世紀最強」ともいえる智謀の持ち主でした

 

第15回目の今日は太田道灌のお話をしましょう

 

太田道灌とはこんな人

 

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画像出典:信長の野望蒼天録

※実は違う武将のグラフィックなんですが

道灌の肖像画からこのような感じだと推測しました

 

太田道灌(おおたどうかん)

生年:1432

没年:1486

役職:扇谷上杉氏の家宰

配偶者:不明

備考:もともとの名は資長

 

戦国名将一日一言より本文を引用

 

太田道灌(資長)の父は資清といった

道灌は子供の時から頭がよく、ことごとに親をやりこめた

怒った資清がある時、障子を示して言った

「障子はまっすぐに立っているからこそ、人間の役に立っている

おまえの根性は少し曲がっている。素直な人間になりなさい」

 

才能がありすぎたゆえの悲劇

 

親にこんな風に注意されると

普通の子なら「ごめんなさい」と矛を収めるところですが

道灌(幼名は鶴千代)は父親に対してこう言ったんですよ

 

『父上、屏風は曲がっているからこそ、立っているんです

これを真っ直ぐにすれば、すぐ倒れますよ』

 

頭がいいのは良いことなんですが

このみごとすぎる揚げ足取りを見ていると

鶴千代少年はすごく生意気に見えてしまいますね

 

でも、とんがった個性というのは

使い方によっては大きな武器になるので

のちのち彼は武蔵の国(現在の東京都・埼玉県付近)で

名を知らぬ人はいないほど大活躍して行きます

 

鶴千代少年は元服すると資長と名乗り

父と同様に扇谷上杉氏に仕えることになったんですが

江戸城をつくったり、各地の反乱を鎮圧するなど

主家に忠義を尽くしました

 

しかし1473年に主君の政真が戦死してしまい

彼の叔父に当たる定正が家督を継ぎました

 

同じ頃、資長は出家して「道灌」の法名を得ます

後世の人が彼を「太田道灌」と呼ぶのは、このためなんですね

 

ところがこの時期から、道灌の運命に翳りが見えはじめます

 

定正は前の政真とは違って、猜疑心が強くて嫉妬深かったため

各地で評価される道灌のことを憎むようになってしまったんですよ

 

「まさか命まで狙われることはないだろう」と思っていた道灌ですが

定正は道灌のライバルの北条早雲が流した噂を信じ込んで

入浴中だった道灌を闇討ちにしてしまったんです

 

個性や才能を発揮するのはいいことですが

度が過ぎると、人からいらぬ嫉妬を買うので

気をつけたほうがいいですね

 

道灌のお父さんはきっと

そのことを息子に教えたかったんだと思います

 

ミステリアスな15世紀が面白い

 

日本の歴史というと

ドラマや映画になっている戦国時代に目が行きますが

その少し前の15世紀を調べてみると

いろいろと面白いんですよね

 

幕府の官僚から戦国大名になった北条早雲

息子を将軍にするためにお金儲けをした日野富子

そして事実上の国のトップでありながら

修験道にはまって現実逃避をはかった細川政元がいます

 

太田道灌もとんがっていましたが

彼らもまたスゴい個性の持ち主ですよ

 

こういう人たちがいろいろやって「地ならし」をしたから

戦国時代はビビットで魅力的になったんだと思います

 

ちなみに太田道灌は臨終のときも普通ではありませんでした

なんと刺客と一緒に辞世の句を詠んでいるんです

 

道灌は刺客に槍で刺された

道灌が歌を好むことを知っている刺客は上の句を読む

「かかる時さこそ命の惜しからめ」

道灌は致命傷に少しもひるまず下の句を続けた

「かねてなき身と思い知らずば」

 

こういう人を大河ドラマの題材にすると

新鮮で面白いんじゃないかと、私は思います

 

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最後までお読みいただき、ありがとうございます

ではまた、次の記事でお会いいたしましょう