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【戦国名将一日一言】戦場で死ぬのも、主人を諫言して死ぬのも同じだ(板垣信方)

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こんにちは。アスター(@august_spica)です

 

私は3度のご飯より歴史が大好きです

 

「信長の野望」というゲームに、長年親しんだせいもありますが

先人たちの足跡からは、学べることが多いからなんですよ

 

戦国名将一日一言 (PHP文庫)

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愛蔵版 戦国名将一日一言

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ゲームでは良く知られている有名武将より

ちょっとマイナーな人物のほうが好きなんですが

彼らには意外なドラマがあって面白いですね

 

第3回目の今日は板垣信方の名言を紹介します

 

 

板垣信方とはこんな人

 

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画像出典:信長の野望蒼天録

 

板垣信方(いたがきのぶかた)

生年:1489

没年:1548

役職:甲斐武田氏の重臣で二十四将のひとり

配偶者:不明

備考:大河ドラマ「風林火山」では千葉真一さんが演じていた

 

戦国名将一日一言より本文を引用

 

武田信虎は長男の信玄を愛さずに、次男の信繁を愛した

相続も信繁にさせようと企てた

これを心配して

「武田家を継ぐのは信玄さまだ」と

ひそかに信玄を庇ったのが武田家の重臣・板垣信方だった

 

 

平和的な政権交代

 

武田信玄(晴信)は誰もが知る名将ですが

彼の父親の信虎はあまり評判が良くありませんでした

 

気に入らない家臣を手討ちにしてしまったり

戦を行うために、民に重い税や負担をかけていたのです

 

そんなひどい政治が原因で

信虎への不満は甲斐(現在の山梨県)全土でくすぶっていました

 

信虎が息子の信玄と不仲になった理由はわかりませんが

きっと聡明な信玄が父のやり方に意見して

それを快く思わなかったからでしょうね

 

板垣信方は信玄を少年時代からサポートしていた人物で

その才能もよく理解していました

 

そこで彼はクーデターを起こして

信虎を甲斐から追放することを信玄に提案します

 

いかに悪い政治をしているとはいえ、信虎は信玄のお父さんです

信玄はすぐに決断できなくて、迷ってしまいました

 

すると板垣信方はこう言ったのです

 

『戦場で死ぬのも、いまあなたを諫言して死ぬのも同じです

私はこの意見に命を賭けているんです』

 

板垣信方の決死の覚悟に、信玄も腹を決めました

信虎を駿河(現在の静岡県)に追放したのです

 

当時の駿河は今川家が治めていたんですが

信玄のお姉さんが今川義元の奥さんだったので

信虎にはそこに行ってもらうことにしました

 

クーデターなんていうと、なんだか物騒な感じがしますが

お父さんを娘のところに行かせたんですから

とっても平和的なやり方ですね

 

信虎と信玄は対立していましたが

本心では憎みあっていなかったのかも知れません

 

板垣死すとも自由は死なず

 

板垣信方は信玄が大名になると

ますます活躍するようになりましたが

信濃(現在の長野県)の大名・村上義清との戦いで

壮絶な討ち死をしてしまいます

 

彼が亡くなると、息子の信憲があとを継いだのですが

父親ほどの才能はなく、礼を失する態度も多かったので

信玄によってリストラされてしまいました

 

戦国時代は栄枯盛衰が世の常なので

板垣家も代替わり後は寂しいものでした

 

ところが・・・

 

明治になって

板垣家から一人の人物が歴史の表舞台に登場しました

 

自由民権運動を主導した板垣退助です

 

彼は土佐(現在の高知県)出身なんですが

没落した信憲の息子が土佐山内家の家臣となり

それからずっと家を存続できたからでした

 

明治15(1882)年4月

板垣退助は岐阜で遊説中に暴漢に襲われましたが

そのときに有名な言葉を発しています

 

『板垣死すとも自由は死なず』

 

一般には彼が亡くなるときの台詞と受け取られていますが

すんでのところで助かっているんですよ

 

板垣退助は大正8(1919)年まで存命で、82歳の天寿を全うしました

 

武田信玄の功臣の子孫が

日本の議会開設の立役者というのも、本当に面白い話ですよね

 

こうした意外な発見があるのも

歴史を学ぶ上で楽しいことだと思っています

 

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最後までお読みいただき、ありがとうございます
ではまた、次の記事でお会いいたしましょう