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【戦国名将一日一言】いたずらに流行の品を追うな(池田輝政)

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こんにちは。アスター(@august_spica)です

 

戦国名将一日一言には

1月1日から12月31日までの言葉が掲載されています

 

なので最初は

来年の1月1日から名言紹介をする予定だったんです

 

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でも私はせっかちなので

そんなに待つことはできませんし

歴史ブームの昨今ですから

ブログに書けば受けるんじゃないかと思いました

 

第4回目の今日は池田輝政の名言を紹介します

 

 

池田輝政とはこんな人

 

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画像出典:信長の野望蒼天録

 

池田輝政(いけだてるまさ)

生年:1565

没年:1613

役職:播磨姫路藩初代藩主

配偶者:徳川家康の次女(督姫)ほか

備考:子孫は岡山藩主となって代々続く

 

戦国名将一日一言より本文を引用

 

姫路藩主・池田輝政の居間に水筒があった

竹でできているので、時々壊れた

部下が言った

「近頃、水筒は銅でつくることが流行っております

銅ですとなかなか壊れず長持ちいたします

殿さまの水筒も銅にいたしましょうか?」

 

 

古いものでも需要はある

 

さて、部下からの質問に

池田輝政はどう答えたでしょうか?

 

A:うむ、その方のいう通りじゃな。水筒は銅にいたそう

B:いや、水筒はしばしば壊れるから、創る者の生活が成り立つ

 

正解はBなんです

 

池田輝政は長持ちする銅の水筒を使えば

竹で水筒を創っている職人たちの仕事がなくなることを考えて

新しいものには取り替えなかったといいます

 

水筒は携帯するものなので

しばしば壊れるのは不便ではないかと思うんですが

池田輝政には独特のこだわりがあったのでしょう

 

また彼はこんなことも言っています

 

『ただいたずらに世の中が変わったからといって

古い良い物までやめてしまうのはよくない』

 

これは一理ありますね

 

現代には池田輝政の時代とは比べ物にならないほど

様々な便利グッズがあふれていますが

余計な機能が多すぎて使うのに困るものもあります

 

たとえばスマートフォンです

 

電話がかかってきたのですぐに出ようとすると

ロック画面が解除できなくて切れてしまったり

必要ないアプリが多すぎて無駄に電池を消耗したりします

 

私は「ガラケーに戻したい」と思うときがありますね

 

もしかしたら池田輝政も

「銅の水筒は使いづらくて困るなぁ・・・」と

ひそかに思っていたのかも知れません

 

敵の子孫は大文豪

 

家康の娘・督姫を娶った際

伏見の徳川屋敷を訪れた輝政は長久手の戦いで

父・恒興を討った永井直勝を召し出し、その最期を語らせた

しかし直勝が5000石の身上だと知ると輝政は不機嫌になり

「父の首はたったの5000石か」と嘆息したという

この後、輝政は家康に直勝への加増を言上をして

直勝は1万石の大名になった

後に永井家は7万2000石を拝領する事になった

(池田輝政 - Wikipedia より引用)

 

 

池田輝政は名君と称えられたお殿様なので

その人柄もたいへん魅力的でした

 

普通なら親の仇は絶対に許せない存在ですが

池田輝政は永井直勝の武勇を認めて

出世のきっかけを作っています

 

戦国乱世という時代なので

政略的な駆け引きなどがあったと思いますが

仇敵を許すことは度量が広くないとできないことです

 

池田輝政に許された

永井直勝のその後が興味深いんですよ

 

永井家は徳川幕府の重鎮となり

直勝の息子は老中にまで出世したんですが

その子孫に2人の文豪がいます

 

永井荷風と三島由紀夫です

 

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もし池田輝政が「父の仇、覚悟!」といって

永井直勝を成敗してしまったら

文学史上に燦然と輝く2人の小説家は

この世界に存在しなかったことになります

 

「憎む」ことからは何も生まれませんが

「許す」ことからは素晴らしいものが誕生するものだと

改めて感じました

 

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最後までお読みいただき、ありがとうございます
ではまた、次の記事でお会いいたしましょう